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 制作環境・機材紹介 

まずはこのコーナーの意図と、とりあえず簡単な機材紹介でも…
COLUMN

 まずは簡単に機材紹介なんぞをしてみましょう。まぁ今回はただの機材紹介なのであまり面白い話ではございません(笑)。
 まぁ一応、音源ってものを実際に作ろうとするとこういうワケ解んない機械をちまちまいじくってオタクみたいな作業してやっとできるんですよ〜ってイメージをなんとなくでも感じていただければ幸いです。
  このコーナーの全体のコラムを通して、音だけではない部分の「芸術」、「CD」という形あるものの魅力を、データのみで音楽を使い捨てのように、「ただの商品」のように軽く扱うような傾向が進んでしまってどこか淋しげな世の風潮の中、今一度、「音楽」「芸術」「CDというもの」「音源」などについて再認識してもらえたらいいなぁという想いも込めています。まぁ暇な時にでも見てやってくれれば嬉しいです。

音源制作の過程・ちょっとしたレコーディングノウハウ(結構我流)やこれまでの体験から感じた事や、音源だけでなくそれを収録するCDというものに仕上げ、そして世に送り出すまでのプロセスなどを楽しく気軽な雰囲気で書いていくコラムコーナーにする予定です。

、  さて、TAKAYAソロ音源レコーディングには主にほとんど実家の宅スタジオ『Studio[SPACE-T]』や場合によっては大阪のワンルーム部屋スタジオ『[SPACE-TU]』にて、ミックス作業やマスタリング作業、CD-R作成→複製作業などもすべて「SPACE-T」で行っています。

 まず、レコーディングの中核のなるのが、YAMAHAのMTR(多重録音機)AW-2816.
非常にきめ細かいイコライジング、コンプレッサーなどのダイナミクス調整や各種エフェクターも内臓されており、至れり尽くせりな一台。
画像:MTR/Phone

 レコーディング、ミックス作業でのモニター環境は、主にはソニーのモニターヘッドフォン「MDR-CD900ST」を使用。と同時に家庭用コンポで聴いた際の音質バランスも同時に確認しながらミックスをしている。これは最終的に家庭用コンポやMDウォークマンから聞こえる音とMTRから聴こえる「フラット状態」での音に誤差があるためで、ある程度の「カン」も必要とされるが、実際にコンポからの出音を確認しながらミックスをすることで、より家庭用コンポでの再生時に製作者の意図した音質に近づける事ができるという事である。
 しかしながら、やはり再生機器の多様化により、製作者の意図と100%一致する音質にはどうしてもならないのはレコーディング業界では逃れることのできぬ現実であるが、最善はつくしているつもりではある。

 ちなみに試聴の音源のファイルはmp3形式で、20分の1のファイルサイズに圧縮してありますので、実際の作品のCDの音より多少音が劣化しております。実際の作品のCDの音質はもっとかなりイイ! と自信をもってここで申しておきます(笑)。

 またPC上で再生するとPCスピーカーのスペックやプラグインのイコライジング状態によっては音割れが目立つ事がある場合があるかも知れないですが、実際の作品のCDではそのような事はありません。
画像:モニター環境画像:MD,CD-R、HDDデッキ

 家庭用コンポでの出音確認に使用しているパイオニアのコンポ(左)
 マスタリングの後は、MTRで直接内臓のCD−Rドライブ使用でCDを焼く事もできるが、あえてアナログでMDデッキに繋ぎ、それを録音をする形としている。
 アルバム制作の際には曲の前後の空白の処理など、アルバム全体が仕上がってから後から調整したりする事を考え、MDに落としてからMDデッキ上で編集をしやすくする為である。
  アルバム一枚が仕上がったら(楽曲が揃ったら)、曲順や曲間の空白の調節をMDで行い、そして、それをオーディオ用CD-Rに焼きます。その後、再びMTRでオーディオデータをデジタルで取り込み直し、微調整などを施しながらMTRでデジタルマスタリングをしてCDを焼きます。データ用CD-Rを使用して焼きますが、MTRでのドライブで焼いているので互換性はかなり高いと思います。身の回りにあるあらゆるCDデッキや、あるいはパソコンなどで読み込みチェックを行なっていますが、互換性はバッチリです。具体的には、NECのWin98PC、15年以上前のパイオニアのコンポのCDデッキ、SonyのバイオPC、YAMAHAのCDデッキ、比較的新しいONKYOのコンポCDデッキやPANASONICのコンポでもCD-Rは読み込み問題なしでした。

 さて、TAKAYAソロとしての音源の場合、ドラムとピアノ以外のパート(ベース・ギター・シンセサイザー・その他効果音的なもの)は、ほとんどが打ち込みによるものであるが、その際の音源モジュールはYAMAHAのMU2000を使用。各種エフェクター4系統使用可、簡単なイコライジングも可能。
画像:打ち込み音源モジュール
一部のキーボードパートは自分で弾いている部分もあり、その際には主にYAMAHAのPSR730を使用。
 また、ギターパートを一部自分で弾いたものを打ち込みと重ね録音している事もあったり、5弦ベースにディストーションをかけて打ち込みでは再現できないような効果音のようなものを録音している時もあったりする。
画像:Peyvey5弦ベース 画像:キーボードPSR730
 5弦ベースは元々、自身が所属するバンド「楼蘭」でベーシスト不在の為に生で実際に弾いてレコーディングしたベースとシンセなどと同期してライブ活動を展開する為に買ったもの。

 ドラムのレコーディングは、打ち込みのパートに同期して自分が叩いたものを重ねて録音している。
画像:ドラムレコーディング機材 画像:ドラムレコーディング機材足元
 本物のドラムセットによるレコーディングは、中途半端な音響技術では逆に迫力がでなかったり、音作りに徹底できないなどのデメリットがあるため、あえてトリガーシステムによるドラムレコーディングを行っている。この方が音作りに徹底できる・音がクリアにレコーディングできるので、自分の理想のドラムサウンドを再現でき、自主制作でのレコーディングとしてはかなり高いクオリティーの音でドラム録音ができる。
トリガーシステムは、YAMAHAのDTEXTREMEで、実に高品位なドラムサウンドでレコーディングができる。
ツインペダルはTAMAのアイアンコブラのパワーグライド使用(上の写真ではパールのツインペダルになってますが…)
画像:トリガーシステム、音源モジュール

 ピアノパートのレコーディングには主にYAMAHAのP-200を使用。アンサンブルの中でのピアノパートの音色としてよく抜けるような太い音傾向なので重宝している。
画像:デジタルピアノP-200
 時としては、「Studio-[SPACE-TU]」にあるYAMAHAのデジタルピアノ「p-120」を使用している事もあり、こちらは調律状態なども選べる為に非常に繊細なピアノの音が録れる。 ピアノのレコーディングも生よりもデジタルピアノの方が音がクリアに録れるので、デジタルピアノでのレコーディングを選択している。

…と、レコーディングの環境・機材は主にこんな感じです。
レコーディングの色々な話は今後新たにコラムを追加していく予定です。

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