一巻 第六番
試聴動画



この曲は全体的に妖しい曲で、どちらかといえばヴィジュアル系路線のナンバーですね。

冒頭部分では、コードが、
「Em→F→G→F」
となっていますが、実はキーはEmではありません。


ギター単体で鳴るイントロから、全体が入ってきた時、
そこではじめて、
この曲の冒頭部分のテーマは、
Aがオンベースであることがわかります。

その時のコードは、譜面では、「Esus4 onA」とありますが、
Am7(add9)
ともいえます。
一応コードネームでも譜面に示していますが、
スコアの上から二段目に和音の構造を音符であらわしているので、それが一番参考になるかと思います。

ギターでコードネームを参考にする場合は、
このページ右側に設置してあるギターコードブログパーツも参考になるかと思います。

後でオンベースのAで底が支えられた時にその効果が最大に発揮されるよう、
冒頭部分の宙に浮いたような、
あえて六弦の低音ではなく1オクターブ高い位置でギターリフを弾いているのはそのためです。



Aメロ手前などのこの曲のテーマ部分で、
なかなか妖しい部分です。

この部分の頭で鳴っているギターのコードは、
E7(#9)
(下から、E A♭ B D Gと積み、ルートのEを省略したもの。
よりスッキリした音にするにはBも省略し、A♭ D Gと積む)

こちらも、このページ右側に設置してあるギターコードブログパーツでE7(#9)の響きが確認できます。

このテーマのフレーズは、
演奏的には、ギターもベースも開放弦を利用できるので、
かなり簡単です。

かなり簡単なので、ライブなどでは頭を振るなどの専用テーマになりうるかと思います、ヴィジュアル系の場合ですが(笑)。



サビの部分のベースなどは、譜面では五弦ベースが必要なEより下の音で記していますが、特に絶対に重低音が必要というわけでもないので、通常の四弦ベースでこの譜面・音源よりも高い音でも特に問題はないです。


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