二巻 第七番
着うた試聴



未完成組曲の最後を飾るのは、
曲集の中で一番、変過ぎる狂気的な曲です(笑)。

通称、「ラスボス」

と創作者は自分で言ってます(笑)。



テーマの部分ですが、
ここらへんは、特にハッキリした細かいコード進行・和声構造などがあるようなシビアさはなく、
無神経にパワーコードのままガンガン弾いていて綺麗なコードネームで片づけられない感じになっていて音楽理論的には間違ったような不協和音構造になっていますが、この曲のテーマ部分は、それでいいのです(笑)。



冒頭部分は、かなり変な曲のように思えますが、
思いのほか、サビなどはメロディーの旋律やコード進行は、
かなりマトモで(笑)、映画音楽を思わせるような、
関係調をわざと避けたような転調を繰り返す独特の悲愴感漂うサビになっています。

サビのギターリフは参考リフとして一応スコアに載せていますが、なかなか忙しくせわしない雰囲気になっています。
音の使い方は主にセブンスを多用しスッキリとした音でアレンジ構成しています。



一番最後は拍の感覚がつかみ辛いですが、
四拍の中でちゃんとまとまるリズムトリックになっています。


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