TAKAYAソロ3〜6(完全自己満作品)

人生は騙し絵のようだ。そんなコンセプトのこのアルバムは、「疾走感」と「重さ」の調和 、今作品から導入した重低音系(7減ギター・5弦ベース)のサウンドが新たな可能性と楽曲の広がりをみせた作品。
※試聴音源は容量を抑える為1/20に圧縮していますので実際よりも音質は劣ります
試聴は1分〜2分程度です(曲名をクリックすると試聴できます)
曲名がこの色(紫色)のものはフルコーラスで試聴できます。
(フルコーラス試聴はファイルサイズが大きいので速度環境によってはダウンロードに時間がかかる場合がございます)
アーティスト:TAKAYAソロ/ジャンル:ロック、メタル(インスト) |
Produced by TAKAYA / Music composed by TAKAYA
Recorded & mixed by TAKAYA at Studio[SPACE-T1]
Drums,Piano,Keyboards,Programming,etc : TAKAYA
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アルバム解説
※以下の文章は何年も前に書いた文章です。
◆2002年の9月に3枚目のアルバムが出来上がってから、すぐに4枚目のアルバムを作り始めてから約4ヶ月経った12月末…できたんですもう(笑)我ながら早っ!(笑)制作期間がわずか4ヶ月でアルバムが仕上がってやたら早かったからといって出来が中途半端とかいうことはないです(笑)大丈夫です (笑)
曲数は全8曲。少ないと思うかも知れませんが、合計時間は実は59分半もあったりするんです(笑)
アルバムタイトルにもした「TrompeーL’oeil(トロンプルイユ)」という曲が18分もあったりするし(笑)
トロンプルイユとはフランス語で「だまし絵」という意味なんですが、私はその「だまし絵」を「人生」みたいに例えてみた。自分、この世、宇宙、記憶… すべてはリアルな「だまし絵」の中に存在しているという一見切ないというかネガティブともいえるかも知れない妄想世界ではあるが(笑)、しかしどちらかというとそれをポジティブに捉え、人生はその中で繰り広げられる一種の素敵なドラマとでもいいますか芸術品みたいだなぁと…
このアルバムのテーマ(?)は、まぁこのアルバムに限りませんが、私が作る曲はたいがい「精神」が絡んでいる。それがほとんどと言ってもいい。「精神の葛藤」。自分が自分を苦しめたり自分の何かを抑え付けるもう一人の自分の存在との付き合い方は難しく、しかしながらその両者は互いがあってこそ「自分」であり、その葛藤、混沌とした感情が自分の宝である。それを解っていながらも尚自分が自分に問いかけたり自分を追い詰めたりする苦しみからは逃れられる事はきっとない。
◆おそらく食事をしながら聴けるようなアルバムではないかも知れないアルバム(笑)。
3枚目のアルバムまでの作品よりも比較的テクニックに走ってる傾向が見られたのもこの頃の作品の特徴で(笑)、少し世界観も以前より「さらに森の奥に行った」感じがする。
他にもフュージョン系寄りな3曲目、ベートーベンの「ソナタ悲愴」を少しモチーフにしたような6曲目、プログレ的な要素を含む7曲目、自己最長18分の曲があったりと、かなり自分の中ではベストなアルバムです。しかし食事をしながら聴けるアルバムではないかもしれません(笑)。まぁこれは私のすべての作品にいえることでしょうけど。
しかしながら、ピアノ曲やバラード曲、メタルよりではない中間派な位置に属する曲もたくさんあるので、いずれは各アルバムから色んな曲を自分でピックアップして別のいくつかのセレクションアルバム、例えば「食事しながら聞けそうなアルバム」とか「メタル好きドンと来い!なアルバム」を作りたいとも考えています(笑)。(商売しすぎ(笑))
まぁとにかく私個人的にはこのアルバムが一番自分のアルバムの中で「輝きがある」と思っていて自分でかなり気にいっているアルバムです。しかしあまりにこの作品の出来がよすぎて名曲ぞろいすぎるために(←自分でいうな(笑))あえて自分ではこの頃のことを思い返したり古い自分のアルバムCDを聴いたりは実はしません。なんか苦しくなるので。まぁどの頃の作品も全部素晴らし過ぎるんですけど(←って自分でいうなと。笑笑)。
ちなみにこの4thアルバムから、5弦ベース・7弦ギターを用いた低音系の要素も取り入れるようになった(まぁベースやギターは打ち込みですけど)。丁度猫も杓子もアマのバンドマンが5弦ベースとかを持ち出すようになるちょっと手前の時代でしたかねぇ。
まぁこれによって、曲の幅がますます広がって、作曲活動が非常にハイペースであったもっとも私が作曲において輝かしかった時期がこの頃ですね。この作品以降はずっと低音系で作ってます。
ちなみに自身がドラマーとして所属しているバンド「 楼 蘭 」での作曲は普通に6弦ギター対応(チューニングもノーマル)の曲を作ってきましたが、ベースは5弦ベースを用いています(現在ベーシスト不在の為、実際に弾いてレコーディングしたベースやシンセなどと同期して演奏する形式でライブ活動再開へ向けて準備中です)。
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